YTS滴容法表面張力測定装置


キャピラリ研磨の重要性  2000年10月19日

滴容法による測定で使用するガラスシリンジのキャピラリ先端の研磨は温度精度と同様重要な精度要因である。DVS2000の完成により精確な測定が簡単に出来る様になった。これまで滴容法用シリンジキャピラリ研磨装置は市販されて無く研究者が独自の方法で研磨していた。数時間の研磨時間を必要とし無駄な時間を費やしていた。目視確認出来ない程の微少クラックの存在により純水測定で0.05ダイン程度の測定値変化が発生する事を自社測定で確認している。 クラックの存在するキャピラリは固定角度の影響も受け易い。再現性の良い実験を効率よく行うにはキャピラリ研磨機の存在は不可欠と言える。GCS−WD10A型を用いた研磨時間は僅か数秒であり手研磨では実現しない精度で研磨できる。


トップ頁へ戻る 前頁に戻る