退行性筋萎縮研究用ラット尾懸垂クリップ

人目
ラット尾懸垂クリップ RTC2010型     2015年2月23日
ラット尾懸垂は尾の処置が難しく壊死あるいは動物自信が吊り下げ部位を噛み千切ろうとする。
吊り下げ作業に無駄な作業時間を要していた。
マウス用尾懸垂クリップは10年以上の実績があり、この経験をラット用尾懸垂クリップ開発に役立て、吊り下げを簡単に行える様に専用クリップを開発した。
改良版はクリップに尾をセットした後に指先で加圧し確実な初期固定を可能にした。
改良により吊り下げ時の把握圧力を必要最小に出来る。
吊り下げ糸をステンレス縒り線に改良して歯による噛み切りを防止
前足のみで歩行させる吊り方だけでなく、全体を宙に吊り下げる実験にも使用可能。


オプション : 一般では入手し難いが最適な工業用強粘着力両面テープ
       : 尾の確実な低圧把握を可能にする通気孔付きクッション
           標準、太い尾用の2種類あり
       : マウス自由運動用滑車式移動アタッチメント (特注可)

RTC2010型 仕様等
新機能

押し付け機構を追加した
初期加圧により確実な保持力確保
実験中は加圧しない

赤疹軽減対策

簡単に前処理した尾を
通気性クッョンで挟むだけ
錆び防止

吊り下げ用金属部品はステンレス性


発想を変えて簡単な前処理をする事で壊死を防止した簡単な吊り下げが可能になった。 a
懸垂力は2Kgの力で漸く外れる程の強さ!
ラット吊り下げ把握部にはラットの嫌がる材質を使用して居らず挟んでも直ぐに馴染み嫌がる行動はしない。


退行性筋萎縮モデルとしてラットを使用する場合の尾懸垂クリップ
2週間程度の連続吊り下げは可能であるが一週間程度で尾の把握位置を僅かに変更するのを推奨している。
スペーサーの交換により多様な尾の太さに対応
標準品で最大12mmφの尾径まで尾懸垂できる。
急激な動きを緩衝するスプリングも併用
ケージ高さは動物高さ+13cm程度です (兎ケージが最適)

製薬会社研究所等で好評実用中です

ラットの尾懸垂が非常に簡単になる
  ラットの尾に簡単な予備処理をしてからクリップで挟むだけ
  挟んでからの馴らす時間は必要ありません
  特別な熟練は必要ありません
ラット体重100〜400gに対応する




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